生活環境の改善と面談
今回は2016年10月に実家から一人暮らしに戻り、産業医、上司、人事との面談までの生活を書きたいと思います。
不用品の片付け
実家から一人暮らしに戻った場合に、そもそも一人暮らしの部屋は生活ができる状態ではなかったので、まず、不用品の片付けを計画しました。半年間、そのまま放置していたので、部屋にあるものほとんどを捨てることにしました。捨てるものをリストアップし、自分一人では片付けできないと考え、不用品回収業者を選定し、依頼しました。
捨てるものリストは以下です。
- テレビ(地デジ移行前のアナログテレビ)
- テレビ台
- 折り畳みテーブル
- 本(前回の引っ越しから段ボールに入れたまま)
- DVD(見ないもの多数)
- CD(本と同じく段ボールに入れたまま)
- カーテン
- 服(ほとんど着ない服が大量にあった)
- 布団一式(半年間そのままなので使用不可)
- 段ボール
- 雑誌
- ペットボトル(空のペットボトルが大量にあった。これが一番の問題)
- ドラム式洗濯乾燥機(使用年数を過ぎたもの)
- 掃除機(ほとんど使っていない)
- アイロン(ほとんど使っていない)
- アイロン台(ほとんど使っていない)
- 洗面器(プラスチック製)
不用品回収業者はネットで調べて、電話で見積もりを依頼し、回収日時を決めました。回収日時は一人暮らしに戻る1週間前に設定しました。これは、主治医の先生とも相談し、いきなり一人暮らしに戻って、部屋の片付けをするとそれだけで疲れてしまい、復職どころではなくなるからです。不用品の回収、部屋の片付けを3泊4日で計画しました。おそらく、部屋の中では眠れないと考え、Amazonで寝袋を購入しておきました。
不用品回収業者が来る前日に移動し、まず、残すものを探しました。残すものは、以下だけです。
- 折り畳み椅子(部屋の掃除のために台に使う)
- ダウン
- シャツ
- スーツ上下
- エアコン※備え付け
- エアコンのリモコン
- 冷蔵庫※備え付け
半年間留守にしていた部屋から、残すものを探し、部屋から避難しました。ダウン、シャツ、スーツ上下をクリーニング屋さんに持っていき、その後、廊下、風呂、トイレ、キッチンの掃除をしました。その日は廊下で、Amazonから届いた寝袋で寝ました。
翌日、朝9時から不用品回収業者が3人がかりで、約3時間、作業してもらいました。その間、トラックの見張りをさせられましたが、作業終了後はすっかり何もない、きれいな部屋になりました。高いお金を出してでも、片付けてもらう価値はありました。また、部屋の中から大量の小銭が出てきて、業者さんに箱にまとめてもらいました。後日、銀行に入金しに行きましたが(洗面器2杯分)、5万円ほどありました。
部屋の大掃除
部屋がすっかり片付いたので、計画していた部屋の大掃除をしました。部屋の床、壁、天井、押入れの中、窓の掃除で1日、エアコン、ベランダ、網戸の掃除で半日かかりました。部屋の掃除には、テイジンのあっちこっちふきん(厚手)で水拭きしました。水拭きだけであらゆる場所がきれいになりました。
また、エアコンの掃除は、以下のサイトを参考にしました。エアコンの掃除をすると、すっかりきれいになるので、ストレス解消になりました。
家具・家電・生活必需品の購入
部屋の中のほとんどのものを捨てたので、今度は必要なものを購入する準備をしました。そのため、まずは、部屋のサイズを正確に測るために、レーザー距離計を購入しました。
レーザー距離計は、一瞬で距離が測れるので、部屋の縦幅、横幅、天井の高さ、窓の長さ、ベランダの幅、押入れの奥行、高さ、廊下の長さ、トイレ、風呂の大きさなどをあらゆるものを事細かに測りました。
3泊4日の大掃除の旅から、実家に帰り、家具や家電を購入し、一人暮らしに戻る日の翌日、翌々日に到着するようにしました。家具は、無印とニトリ、家電はほとんどAmazonでネット注文しました。その際、レーザー距離計で正確な部屋の大きさが分かっていたので、家具家電をどのように配置すればいいかも考慮しました。また、一人暮らしの生活必需品として、ネットでいろいろと調べ、準備しました。その際、参考になったサイトは以下です。
貯金を切り崩して買った家具、家電、生活必需品は以下になります。
- ベッド(無印)
- まくら(無印)
- 布団(無印)
- テーブル(ニトリ)
- 衣装ケース(無印)
- 電子レンジ(Amazon)
- ユニットシェルフ(無印)
- スティック型掃除機(Amazon)
- 体組成計(Amazon)
- ふきん(Amazon)
- パジャマ(無印)
- 部屋干し用物干し(ニトリ)
- テレビ(Amazon)
- 録画用外付けHDD(Amazon)
- 電源タップ(Amazon)
- 珪藻土マット(ニトリ)
- 全自動洗濯機(Amazon)※乾燥機付きはあえて買わない
- 包丁(Amazon)
- まな板(100均)
- 皿(無印)
- マグカップ(無印)
- コップ(無印)
- 箸(無印)
- フォーク(無印)
- スプーン(無印)
- コードレスアイロン(Amazon)
- アイロン台(無印)
- スポンジ(100均)
- 三角コーナー(100均)
- 台所用洗剤(ドラッグストア)
- 台所用漂白剤(ドラッグストア)
- 布団乾燥機(Amazon)
- カラーボックス(ニトリ)
- ダストボックス(無印)
- キャリーボックス(無印)
洗濯機は、あえて乾燥機が付いてないものを選びました。その理由は、乾燥機が付いていると、洗濯機に入れたままでも問題なくなり、結局、怠けてしまうからです。乾燥機付き洗濯機は、うつ病を作り出した原因の一つだと考え、乾燥機が付いていない洗濯機と部屋干し用の物干しをセットで購入しました。
その他は、なぜ今までなくて、よく生活できていたなと思えるものばかりですが、いかに以前の生活環境がうつ病へまっしぐらだったかが分かります。
面談
部屋もきれいになり、家具、家電、生活必需品も揃い、生活リズムも生活リズム計画で計画したとおりの生活ができる状態で、産業医、上司、人事との面談を行いました。面談には、このブログで紹介した以下の資料を持参しました。
- 生活リズム表のグラフ(何をしてきてどう改善したか)
- 生活リズム計画(これからどうしていくか)
- 日常生活における心構え(これからどうしていくか)
- 仕事(何のために働くのか)
資料を説明し、復職に向けてきちんと準備できていることを理解してもらいました。ただし、産業医からは、自分の歴史を振り返る自分年表の作成を進められ、どのような状況にストレスを感じるかを考える宿題をもらいました。自分年表は、このブログのはじめに紹介したものです。休職していて復職する場合、すぐに職場に復帰することはなく、通常は通勤練習といって、朝と夕だけ会社に行って、徐々に身体をならしていく期間があります。私の会社も通勤練習があり、宿題は、通勤練習中に考えることになりました。
次回予告
次回は、2016年11月からの通勤練習中の生活を書きたいと思います。