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復職

うつ病 復職 認知行動療法

今回は通勤練習を終え、2016年12月に復職してからのことについて書きたいと思います。

復職して感じたこと

復職初日に感じたことは、やはり職場の雰囲気は実際に復職してからでないと味わえないということです。ネットカフェのオープンスペースとは全く違うし、通勤練習で職場に出入りしていたときとも違う雰囲気でした。1年半休職していたので、席の周りの人はほぼ知らない人で、どんな仕事をしているのかも分かりません。自分が周りの人を知らないということは、周りの人も自分のことを知らないということなので、積極的に話しかけ、自己紹介からはじめました。自分がやってきた仕事や普段どんな生活をしているか等、何気ない話をすることで、徐々に雰囲気に馴染むことができました。当たり前のことですが、自分から積極的に話すことが良かったと思います。

復職してからは1日があっという間に終わる感じでした。仕事の内容を理解するため、大量の資料を読むだけで1日が終わり、脳がだんだんと仕事モードになっていくのも実感できました。休職期間にも頭を使っていましたが、復職後は戦闘モード、フル回転で脳を使っている感じでした。長い休職を経験すると、タイムマシンで未来に来た感覚になり、完全に自分が浦島太郎状態です。浦島太郎状態から今に戻るのに大体3週間かかりました。

仕事以外の生活は、通勤練習の時から変えていなかったので、特に仕事を再開したからといって何も影響はありませんでした。朝、会社に行くまでの過ごし方、夕方仕事が終わってから夜寝るまでの過ごし方は、通勤練習の時と全く同じでした。もちろん、休日の過ごし方は、一人暮らしに戻ってから同じ生活リズムで生活していたので、復職してからも同じ生活リズムで生活できました。休職期間中から、復職後の生活リズムを計画し、徐々にその生活リズムにシフトさせていったのが良かったと思います。

仕事のストレスと認知行動療法

復職してから会社に行くときは、認知行動療法のワークシートをかばんに入れて、不快な感情が起きた時に、その都度、ワークシートを使って認知行動療法を行っています。ここでは、復職してから行った認知行動療法の内容をいくつか紹介したいと思います。

(1) 定時退社

不快な感情が伴う出来事

定時になって帰宅するとき
不快な感情 申し訳なさ90%
自動思考

周りの人はまだ仕事をしていて、自分だけ先に帰るのは申し訳ない100%

「先に帰れていいな」と思われている80%

合理的思考

復職してからまだ数日で残業することもないし、残業禁止中なので申し訳ないことはない100%

別に他人にどう思われようが関係ないし、どうとも思われていない90%

結果 申し訳なさ20%

復職時の産業医面談で、3月までは残業禁止になっていましたが、いざ定時に帰宅するとなると、申し訳なさを強く感じてしまいました。また、日常生活の心構えで「相手の気持ちを一方的に深読みしない」と掲げていましたが、実際、その時の状況になると、他人の目を気にしすぎになっていました。認知行動療法を行うことで、気付き、思い込みを修正できました。

(2) 成果に対する不安

不快な感情が伴う出来事

今の部署に来てから、何の成果も上げていないことに気付いたとき
不快な感情

不安90% あせり80%

自動思考

休職する前から自分の能力が劣っていて、成果が挙げられていないだけだ90%

これからは与えられた仕事を完璧にこなさなければならない60%

もう失敗できない60%

合理的思考

休職する前から、ここ10年は病気で自分の能力を十分に発揮できなかった。少しずつ頑張ればよい100%

完璧にこなすことは無理なのである程度で妥協する100%

失敗したら失敗したで、この世の終わりではない100%

結果

不安30% あせり20%

復職してから、仕事に対する不安やあせりが頻繁に襲ってきました。仕事の成果については、休職する以前から成果が出せていないことに気付き、不安とあせりがピークでしたが、これも認知行動療法をすることで修正できました。

(3) 体調と仕事の不安

不快な感情が伴う出来事

2017年1月からの仕事内容を上司と意識合わせした後
不快な感情 不安60%
自動思考

1月から順調に仕事ができるのか?途中で体調が悪くなって休んでしまうのではないか?80%

計画通りに仕事が進まないのではないか?70%

合理的思考

体調が悪くなったら病院にすぐに行けばよい。無理をしなければ大丈夫だ。有休も残っている100%

計画通りに進まなければ計画を見直せばいいだけだ80%

結果 不安20%

 これは自分の体調への不安と仕事が計画どおりに行かないことへの不安です。年末年始の休み明けに体調を崩してしまうのではないかという不安は一つの大きな壁でしたが、特に問題もなく乗り越えられました。計画通りに仕事が進まないのも、認知行動療法で冷静になることで対処できました。

(4) あきらめの再燃

不快な感情が伴う出来事

頼まれていた仕事が終わったと思ったらダメ出しをもらったとき
不快な感情

イライラ80% あきらめ50%

自動思考

そこまで気にすることではないのに細かすぎる90%

やればいいんでしょというあきらめ70%

合理的思考

きちんとやらなければならない仕事なので、細かい指摘は当たり前100%

あきらめることはしない100%

結果

イライラ30% あきらめ0%

休職期間中に自分年表を作った時に、あきらめの感情がうつ病に大きく影響を与えていたのが分かっていました。復職してからあきらめの感情が起きることはなかったのですが、ここに来て久しぶりにあきらめを感じました。あきらめの感情は、うつ病再発の兆しと考え、あきらめの感情が0%になるように認知行動療法を行いました。今後も、あきらめの感情が出てきたときには0%にしていきます。

一旦終了

 

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